【手抜き】じゃなくて【手間抜き】です|共働きワーママが料理の罪悪感ゼロになれた理由
仕事帰り、「今日は早めに帰れたから作れたはず…」と思いながら冷凍食品を出した経験はありませんか?
私もずっとそうでした。作ろうと思えば作れる時間なのに、体がしんどかったり、生理の時期だったりすると、つい冷凍食品やお惣菜で済ませてしまって、「また今日も手抜きしてしまった」と後ろめたい気持ちになっていました。
でも今は、そういう日に罪悪感はまったくありません。
理由はシンプルです。「手抜き」と「手間抜き」はまったく別物だと気づいたからです。この記事では、夫のひと言で私の考え方がガラッと変わったエピソードと、「手間抜き」という考え方について書いていきます。
「ちゃんと作らなきゃ」という見えない呪縛
フルタイムで働いていると、帰宅後の夕飯準備が体力的にきつい日があります。でも「今日は17時に帰れたし、作ろうと思えば作れた」という日に限って、疲れや体調不良でお惣菜を選んでしまうと、なんとも言えない罪悪感がありました。
「家族に対してやる気がないと思われているんじゃないか」「ちゃんとした母親なら毎日手料理を出すべきでは」——そんなことを考えながら冷凍食品を温めていました。
でも今思えば、その「ちゃんとしなきゃ」はいったいどこから来ていたのでしょうか。誰かに言われたわけでも、夫に不満を言われたわけでもなく、自分で勝手に作り上げていたプレッシャーだったのです。
転機は、夫のひと言でした
娘が3歳になった頃のことです。ある日、いつものように「今日もお惣菜にしてごめんね」という空気を出していた私に、夫がこう言ってくれました。
「働いて稼いできてるんだから、手を抜く日があっても誰も怒らないし咎めたりしない。周りの人が何と言っても、我が家で否定することはない」
この言葉を聞いたとき、すっと肩の力が抜けるような感覚がありました。
そして改めて気づいたのです。娘は冷凍食品の日でも「おいしい!」と言って食べていました。夫もいつも何も言わず普通に食べていました。「ちゃんと作らなきゃ」と思っていたのは、ずっと私だけだったのです。
その日から、「手を抜いている」という後ろめたさが、「手間を抜いている」という考え方にスイッチしました。
「手抜き」と「手間抜き」はまったく別物です
言葉は似ていますが、気持ちも結果もまったく違います。
| 手抜き | 手間抜き | |
|---|---|---|
| 気持ち | 罪悪感あり・諦め | 罪悪感なし・意図的な選択 |
| 判断基準 | 「面倒だから」 | 「この時間を別のことに使うから」 |
| 守るもの | 特になし | 家族の健康・食生活の質 |
| 結果 | 後悔が残る | 心にゆとりが生まれる |
手抜きは「やるべきことを諦めた」という感覚です。一方、手間抜きは「やり方を変えた」という選択です。
冷凍食品を出すにしても、「疲れたから面倒でいいや」と後ろめたい気持ちで出すのと、「今夜は体を休めて、娘と遊ぶ時間を作るためにこれにする」と意図を持って出すのとでは、気持ちがまったく違います。同じ冷凍食品でも、前者は手抜きで、後者は手間抜きです。
「手間抜き」で守っていること、生まれるもの
私が「手間抜き」において大切にしていることが2つあります。
①家族の健康と食生活は守る
手間を省いても、食事の質をまったく無視するわけではありません。冷凍食品を使うとしても、野菜を一品添える、スープをつけるなど、「食卓に出せる状態」は整えるようにしています。
私が考える「手間抜き」の定義は、「時間をかけないけど、家族の健康と食生活は守る」です。
②省いた時間を「大切なこと」に使う
手間を省いて生まれた時間は、大切なことに使います。娘と遊んだり、夫とゆっくり話したり、自分がほっと一息つく時間にしたり。
料理の手間を省いた分で生まれる「ゆとりの時間」こそが、私にとっての手間抜きの本当の目的です。手間を省くことで、家族との時間が増える。それは家族への愛情を諦めることとはまったく違うのです。
「てぬきデー」が我が家のルールになりました
夫の言葉をきっかけに、我が家では「てぬきデー」というルールが自然と定着しました。疲れている日・体調が優れない日は、冷凍食品・お惣菜・宅食サービスを使っていい日、と決めたのです。
このルールを夫と共有しているので、罪悪感を感じる必要がなくなりました。「我が家のやり方」として二人で納得して決めたことだからです。
友人から「毎日料理が大変で…」と聞くことがあります。そのとき私はこう伝えます。「割り切ってやると楽だよ。手を抜くんじゃなくて、手間を抜くだけだから」と。
まとめ:罪悪感はもう手放していい
「手抜き」と「手間抜き」の違い、伝わりましたでしょうか。
- 手抜きは「諦め」、手間抜きは「意図的な選択」
- 守るべきもの(家族の健康・食生活)は守りながら、手間を省く
- 省いた時間を、娘との時間・夫との会話・自分の休息に使う
疲れた夜に冷凍食品を出すことは、手を抜いているのではありません。今日も働いて、家族のために動いてきたあなたが選んだ、賢い手間抜きです。
罪悪感はもう手放していいですよ。
手間抜きの具体的な実践方法は、こちらの記事でも紹介しています。あわせてどうぞ。
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